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活動総論

活動総論<対象:全団員>

出 動 時

乗車は定員を守れ!シートに座れ!緊急走行時も交通関係法規遵守!

乗 車 前
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(1) 車庫内における防火衣の着装は、隊員相互の間隔をとり周囲に注意する。

(2) 複数の消防車両が出動する場合は、車両の前方を通って乗車しない。なお、各車両の指揮者は、周囲を確認して発進の合図を行う。

(3) 柱(壁体)と車両、車両と車両の間等、狭い場所をすり抜けて乗車する場合は、転倒等に注意する。

(4) 防火衣の着装は、原則として乗車する前に行い、走行中に行わない。

乗 車 時

(1) 乗車するときは、他車両のドアの開閉に注意する。

(2) 隊員は、指定の位置に正しく乗車し、固定物を握り乗車の合図を確実に行う。

(3) 指揮者は、隊員の乗車状況を確認したのち、機関員に発進の合図を行う。また、機関員は、指揮者の合図があるまで発進しない。

2 出動から現場到着まで

出 動 中
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(1) 出動中の車両の運行は、交通関係法規等に規定する事項を遵守する。

(2) 緊急走行時は、機関員はあせりを感じ判断能力が低下することもあるので、できる限り余裕を持って運転するよう心がける。

(3) 出動に際して、シャッター等がある 車庫においては、シャッター等が完全に開放されているかを確認する。

(4) 出動の際は、誘導員の合図だけでなく、車庫出口の周囲の交通状況や通行人の安全を自分の目で確認する。

(5) 緊急走行時は窓をできる限り開放し、乗車員全員で安全を確認する。また、安全確認呼称を確実に実施する。
(指揮者呼唱→左前方自転車 機関員確認応答→左前方自転車確認)

(6) 前後方左右のみの注意喚起にとらわれず、高い箇所の障害物に対する安全確認は、乗車員全員で行うなど注意を払う。

(7) 走行中、指揮者は必要に応じて拡声器やモーターサイレン等を使用し、一般車両や歩行者に注意を喚起する。特に、商店街、狭あいな道路及び横断歩道を通過するときは、横あいから飛び出してくる車両や歩行者に十分注意するとともに、荒天時及び渋滞時は、特に細心の注意を払う。

(8) 雨天時など道路の轍に水がたまった状態の場合、右左折時に転倒のおそれがあるので、車両重量等を考慮したスピードで走行する。

(9) 赤信号の交差点を通過する場合は、優先通行権を過信することなく、一時停止又は徐行し、一般車両が停止したことを確認してから通過するなど細心の注意を払う。

(10)一般車両や歩行者等が一旦停止した後でも、急に動き出す可能性があるので、細心の注意を払う。また、車両の脇から二輪車が緊急車両に気づかずにすり抜けて来る場合があるので、注意する。

(11)複数の緊急車が連なって走行する場合は、一列縦隊となり、後続する緊急車は車間距離を十分にとり、特に先行車両の急停車等に注意する。また、対向車線の走行は必要最小限とする。

(12)機関員は、火煙や無線交信等の状況に気をとられずに、前方を注視し、安全運転に徹する。

(13)走行中は、車両の固定物をしっかり握り急ブレーキに備えるとともに、地図等による災害地点等の確認は、必要最小限にとどめる。

■ヒヤリハット事例
火災現場において、住民が駐車していた車両を移動させるため、猛スピードでバックしてきた事案。

⇒体験した事例の中心的要素
消防車両が火災現場に停車した場所がわずかに手前であったため、現場到着と同時に火災から避難するため駐車場から突然猛スピードで後退してきた車両との衝突を回避できた。

⇒体験した事例の原因・理由
火災から私有車両を守るための緊急避難的な行為であり、安全確認が出来ない状況で車両を後退させたものと考えられる。

3 現場到着時

停 車 時
車輪止め

(1) 指揮者は停車の合図を早めに行い、できるだけ急停車を避ける。

(2) 停車時は、駐車ブレーキを確実に作動させ、車輪止めを使用する。車輪止めは、車両が確実に停車したことを確認してから使用する。

(3) 停車位置は、傾斜地及び軟弱な場所は避ける。なお、やむを得ず停車する場合は、車輪止めを増強したり、敷板を敷くなどの補強措置を講じる。

(4) 現場の状況によりやむを得ない場合を除き、反対車線には停車しない。

(5) 火災現場等では、二次災害を防ぐため、風上等の危険の少ない場所に停車する。

■ヒヤリハット事例
火災現場到着時に、隊員が車輪止めをした後に車両が移動し、車輪止めが飛んだ。

⇒体験した事例の中心的要素
最初に停車した位置から、車両部署位置を変えないという誤った認識をしたもの。

⇒体験した事例の原因・理由
機関と隊員間の意思疎通・確認作業が不足していた。

下 車 時

(1) 指揮者は、確実に停車した後に、下車の合図を行い、隊員は合図があるまで下車しない。

(2) 後続車や歩行者等の有無を確認してから、車両のドアを開放する。

(3) 下車は、支持物を保持し、足元の安全を確認して行うとともに、飛び降りない。また、防火衣などが積載物や車両の構造物に引っかからないよう注意する。

■ヒヤリハット事例
強風時に消防車のドアが風にあおられ、歩道を歩いている市民に接触しそうになった事例

⇒体験した事例の中心的要素
強風によりドアがあおられたこと。

⇒体験した事例の原因・理由
ドアの手すりを掴んでいたが、想定以上の強風により手が離れてしまったこと。

下車時の車両誘導等

(1) 車両誘導の合図は、警笛、誘導灯、手信号、号令等により、距離、幅員、高さ、その他必要事項を明確に機関員に伝達する。

(2) 車両を誘導するときは、足元に気を配り、一般車両や歩行者、はしご搬送等の活動隊員に注意して確実に実施する。また、車両の前後は避け、努めて車両の側方で誘導する。

(3) 車両のバック誘導にあたっては、特に車両後部の左側を重視する。

(4) 夜間、車両を誘導するときは、必ず照明器具を使用する。

4 現場引き揚げ時

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(1) 現場活動による疲労のため、注意力が散漫になることがあるので、交通法規を遵守し、交通事故防止に万全の注意を払う。

(2) 使用資機材を撤収し、走行中落下しないよう確実に積載する。また、資機材の置き忘れに注意する。

(3) 車庫入れするとき、歩行者や他車両と接触しないよう誘導員をおき、原則として車両左斜後方で警笛等を使い明確に誘導する。

(4) 下車するとき、車両のステップは、ぬれて滑りやすいので足元を確認して静かに降りる。

(5) 帰所後は、使用した資機材の異常の有無を点検する。なお、この場合、必ず保安帽及び手袋を着用する。

車両取扱管理

車両取扱責任者

消防団車両の運行安全管理業務を効果的かつ円滑に処理するため、消防団の分団に車両取扱責任者を置く。車両取扱責任者は、分団長が任命する。
 消防団車両の運転者(以下「車両運転者」という。)は、車両取扱責任者の指揮命令を受け、交通法規を守り消防団車両の事故防止に万全を期するものとする。

車両取扱責任者の職務

車両取扱責任者の職務は、次のとおりとする。

(ア) 車両運転者に疾病、疲労、飲酒その他運転に支障を及ぼす状態で運転はさせないこと。

(イ) 車両運転者に、適宜日常点検を行わせ、これに必要な助言を行うこと。

(ウ) 点検結果は、点検簿により記載し、事後の処理は適切に行うこと。

車両運転者による点検

(ア) 車両運転者は、次のことを実施し、車両の運行安全の確保に努めること。

(イ) 運行前に車両点検(運行前点検)を行うこと。ただし、災害出動の場合は、この限りでない。

(ウ) 前号の点検を行った結果、整備不良と認められるときは、車両取扱責任者に報告する。

(エ) 運行終了後必ず清掃を行い、特に燃料、エンジン、タイヤ、ブレーキ系統、ハンドル系統を点検(運行後点検)し、その結果を車両取扱責任者に報告するものとする。

車両運転者は、消防団車両により事故を起こした場合は、次により処理をする。

(ア) 事故が発生したときは、直ちに当該警察署に通報するとともに、車両取扱責任者及び安全運転責任者を経て消防団長に報告し、その指示を得なければならない。

(イ) 負傷者が出たときは、まず負傷者の救助を考え、救急車の出動を要請する等一刻も早く応急処置を取らなければならない。

(ウ) 車両運転者は、事故の態様を問わず独断で相手側と話し合ってはならない。

(示談)事故に伴う交渉及び解決等に伴う事務手続は、危機管理課が行う。